前期2年の課程(「前期課程」)と後期3年の課程(「後期課程」)があります。 「前期課程」を修了することにより修士(工学)の学位が、「後期課程」を修了することにより博士(工学)の学位が授与されます。

自分の研究内容に最もふさわしい研究室に所属しながら修士論文の作成を行います。この課程に所属する人は、研究室では人数的にも中心的な役割を担当することになりますので、同じ研究室に配属される4年生に対しては様々な点で指導的な立場となることでしょう。また授業としては、より高度な内容のものが各専門分野について用意されています。

前期課程を修了すると
修士学位が授与され、それぞれの分野における幅広い、かつ高度な知識をもった技術者として社会へでることになります。一般的な話になりますが、会社での所属はより専門的な知識が必要とされる技術研究所や設計部等が多いようです。また、更に高度な専門技術・知識を身につけるために、後期課程へすすむこともできます。

それぞれの専門分野としては、最新・最高レベルの研究を行い、博士論文の作成を行います。この課程に進む人は、既にその分野での専門家であり、研究を行うことはもちろん、ティーチングアシスタントとして学部学生の教育に携わることもあります。

後期課程を修了すると
博士学位が授与され、研究者 ・教育者・高度技術者として社会へでることになります。