建築材料から発生するにおいの主観評価  2000年度
                  冨田 武志
                  松尾 真臣

研究の概要

我 々の生活している空間には常ににおいが存在し、無臭、無香の空間はまずないといっても過言ではない。
また嗅覚は他の感覚器官に比べて、より情緒的反応に強く結びついており、においが心理的、生理的に与える影響は小さくないものと言える。
そ こで本研究では、人が建築内外でにおいによる不快を感じず、心理的、生理的に快適に活動できるように、におい環境を制御するための基礎資料を作成することを目的としている。
建物内外のにおい環境を形成しているにおいのうち、建築材料(以下、建材)から発生するにおいに着目し、それぞれのにおいの特性を、強さ、快適性、嗜好性、容認性、印象の5 つの側面から定量的に把握する。
またこの5 つの要素が互いにどのような関係にあるのかについて考察を行う。


詳細な内容についてはこちらを御覧下さい。
   
においの印象評価とにおいに対する諸評価間の関係冨田武志 pdfファイル:260KB
においの印象及び評価項目間の関係冨田武志 pdfファイル:195KB
臭気濃度とにおいの強さ、快適性、嗜好性、容認性との関係松尾真臣 pdfファイル:130KB


〜 〜 〜 建物内におけるにおいのイメージ 〜 〜 〜