タバコとスヌース

 新潟医療福祉大学の入江建久先生に禁煙医師連盟のHPにある情報を教えていただきました。


こちらで入手したパッケージの例。


実はスウェーデンでは、まだ表示の義務はありませんが、輸入タバコには表示があります。
デンマークでは表示されていているのですが、実はデンマークの方がタバコに対してラフです。


スウェーデンが低喫煙者率を達成している理由の1つが、このスヌース(snus)です。

ティーバッグ状のニコチンパックで、上唇と歯茎の間に挟んで使いますが、慣れないと滑り落ちて
くるわ、ニコチンがのどに入るわでかなり困難です。
バッグに入っていないもっとハードなもの(コーヒーメーカーの出し殻?のような状態の、水分を
含んだ粉)もあります。なお写真はミニバッグで、通常はもう少し大きめです。
副流煙が無く、周りの人に迷惑をかけることがありません。
鉱山(最近はソフトなイメージのスウェーデンですが、社会科で学んだ通り、鉄鉱石や銅の産出が
主要産業である資源国です)で使われていたのが始まりだと聞きました。

スウェーデンの友人が、「最近ボルボ、サーブしかり、スウェーデンの輸出業は衰退しているけど、
スヌースとじゃがいもの皮むき器があるから大丈夫だ・・」と言ってました。