イェーテボリ大学

Goteborg University(Goteborgの[o]はウムラウト付きです)、略称GUです。
研究室の卒業生の熊本大学・矢野隆先生からご紹介いただき訪問してきました。
大学では矢野先生が以前滞在されていたイェーテボリ大学環境医学科(Dept. of Environmental Medicine)の音環境の研究室を訪問し、
実験室を見学し、その後、イエブレの研究所と共同研究をしているイェーテボリ大学地学科(Dept. of Earth Science)の地理学・
都市気候グループが行っている屋外環境実測を見学してきました。


しかし、日本語ではイェーテボリとヨーテボリの表記がされますが、どちらが一般的なのでしょう?
スウェーデン人の発音はその中間という感じですが・・・どなたか教えてください。
見るからに外国人の僕には、英語名のGothenberg(ゴセンバーグ)と言ってくる人も多いのですが、英語の都市名が結構使われている
というのはこれまた不可解です。

英語の便利さは十分わかっていますが、さすがに固有名詞は現地語読みが基本です。漢字を使うというややこしさはありますが、
中国圏の固有名詞も読みは現地語にすべきです。しかし、香港は広東語ではホンコン、標準語ではシャンガン・・難しい問題ですね。

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イェーテボリ大学環境医学科。
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Dr. Martin Bjorkman。
「ちょうど矢野先生が霧島で開いてくれたワークショップで、日本に行ってきたばかりなんだ」と色んな写真を見せてくれた。
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実験室内観。
大空間に実験室を多数作成している。音環境に関する被験者実験が主であり、特に環境騒音に関する研究が多い。
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実験室内観その2
それにしてもどこの大学も実験室が広くてうらやましい。
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作業効率に関する被験者実験。
このような室が数室ある。リング状のものはランプがついていて、時々点灯して注視をさせるためのものとのこと。
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測定室。
世界のどこへ行ってもB&Kの機器が見られる。
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実測用トレーラー。
測定機器を積んだこのトレーラーを引っ張って実測に行く。最近は風力発電用風車の環境騒音測定に行った際に、強風でトレーラーごと吹っ飛んだとのこと。
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近くにある生命科学図書館。
日本の構造設計者にはうらやましいほどの岩盤。
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同じく構内の建物。
突然こういうモダンなものも出てくる。
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灯籠も発見。
日瑞友好。日本の先生(医学関係だと思うがわからなかった)のお名前があった。
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都市気候グループの実測風景。
イェーテボリの中心広場、グスタフ・アドルフ広場(Gustav Adolf Torg)で、実測用カート(写真後方)を使って、1日実測していた。彼女は卒論生。
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広場の滞在者へのインタビュー風景。
週末に天気が良ければ、同じ所で同じことを、嫌になるくらい何度も行っているらしい。同じく卒論生の学生さん。
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アーバンキャニオンの長期実測。
風速計と放射計を設置(温湿度計もどこかにあるはず)。
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設置している超音波風速計。
これだけの超音波風速計を用意できるということは、すごい予算でやっているプロジェクトのようである。