イエブレ大学その1

僕が滞在したMats Sandberg先生の研究室があるイエブレ大学です。
正式名称は、イエブレ大学/建築技術学科/居住環境センター/兼スウェーデン王立工科大学研究科 となると思いますが、
設立当初は国立建築研究所でしたが、まずはスウェーデン王立工科大学(KTH)の機関となり、その後ここイエブレのローカル
大学であるイエブレ大学の管轄になっていて、現在に至ります。
イエブレ大学は新しい大学なので未だ博士の学位を出せず、教授の先生はKTH、ウプサラ大学などの他の大学の教授でもあり、
Sandberg先生はKTHの流体力学の教授です。KTH Research Schoolと名付けれらていて、KTHの学位を出しています。

先生も「人によって給料の出所とか研究費の出所とかが違って、どこで誰に講義するのかも違っているし、ややこしくて、
説明するのはなかなか難しいんや」とおっしゃってます。

まずは、研究所(ややこしいので僕は研究所と呼んでました)の概要から。

imgp0959
研究所玄関。
所属変更や予算削減で、以前は全棟が研究所だったのが民間企業も入っている。1Fの食堂も見事につぶれていて看板だけ残っている。
imgp1001
4月に来たときは晴れたり曇ったり、雪が降ったり、スウェーデン人達曰く「こちらではApril weatherと言うんだけど、実は5月まで続くんや」とのこと。
imgp1140
4/11、部屋の窓から見る。
4ヶ月後にこの窓(ちなみに2階)が割られて泥棒に入られようとは、思いもしなかった。
imgp1008
Mats Sandberg先生。
空気齢でおなじみの、この分野での世界のスター。
imgp1280
ホール兼図書室。
imgp1007
使わせてもらったオフィス。
実験室周りの部屋が埋まっていて、ホールに接したアラーム付きの良い部屋をもらった。アラームの解除を忘れて入室して鳴らしたこと数度。
cimg1149
ホールの休憩スペース。
ではお茶の時間に色んな人が集まってきて、雑談。比較的若いメンバーに見えるも、実は40才が1人いる。
cimg0914
Peter Hansson(右から3人目)の誕生日でケーキをいただく図。
30才、40才など丸い数字の年齢の誕生日は盛大に行い、翌日は自宅パーティだった。
imgp2268
実験室。
広い、ええなあ、の一言。
imgp1120
同じく実験室。
2Fの通路に沿ってオフィスが並ぶ。
imgp1125
実験室に貼ってあった写真。
こういう写真は非常に良い。建築研究所設立当時と思われ、Sandberg先生は前列右端。