「強震動研究者から建築の専門家へのメッセージ」という題目で講演してくださいました。
地震動研究の第一人者がこられるということで、宮本研究室のメンバーも参加しました。
講演内容は、強震動研究の小史からです。
はるか古来の地震に対するヨーロッパと日本における考え方の違いからはじまり、強震動研究が数多くの地震災害を経験しながら徐々に発展していく過程を説明してくださいました。
地震動Grのメンバーも各々の研究が、長い歴史の上に成り立っているということを再認識し、大きなやりがいと意義を感じました。
傍聴者の皆さんも真剣な眼差しです。

続いて建築と強震動予測の関わりについて説明してくださいました。
ここでは、近年発生した大地震をどの様に今後の強震動研究に結びつけていくのかについて説明してくださいました。少し専門的な話が多いので学部生には難しかったかもしれませんが、建築設計における地震動予測の重要性を知るきっかけになったと思います。
最後に、強震動研究で今話題のトピックスとして長周期地震動の予測についてのお話をしてくださいました。
さらに、質疑応答では先生だけではなく学生も質問を行いました。多くの学生が地震動に興味を持ってくれたらうれしいですね。
本当に有意義で楽しい講演会で、大盛況に終わりました。
入倉孝次郎先生ありがとうございました。
またこのような機会があれば積極的に参加したいです。
"