東本願寺の調査

"8月6日と8月27日の2日間、京都市下京区にある

東本願寺へ見学&調査に行ってきました。



東本願寺には、世界最大の木造建築物である『御影堂』と

その南側に建つ『阿弥陀堂』という 2つの巨大な建物があります。



今回は、平成23年に修復工事が始まる予定の『阿弥陀堂』の

耐震調査の見学と、僕(大熊)の修士論文のテーマになる予定の組物の調査をしてきました。





耐震調査では、普通なら絶対入れないような屋根裏にも入らせていただきました。



屋根裏は一つ一つの部材も巨大で、かなりの大空間でした。

走り回りたい衝動に駆られましたが、

迷子になりそうだったのでおとなしくしてました。

分かりにくかったと思いますが、それだけ広いということです。









写真は、解析を行う予定の組物です。

尾垂木(おだるき)、肘木(ひじき)、桁(けた)などが

非常に複雑に組まれています。

現在、スタイロブロックで組物の模型を作り、

組み方を確認をしている段階です。







2日間の調査で、本当に貴重な経験ができました。



ちなみに、『御影堂』は平成21年に大規模修復が終了しており、

その修復の様子が東本願寺のHPから見れるので、

興味のある方は是非見て下さい。





くま[:音符:]"