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研究成果がメディアに取り上げられました

鉄骨系構造学領域では,4年ほど前より,住友金属工業・片山ストラテック・日建設計・京都工芸繊維大学と産学連携の共同研究を進めており,その成果が一般紙・業界紙などのメディアに取り上げられました.

ウェブニュースへのリンク:
・産経新聞
 http://sankei.jp.msn.com/economy/business/081016/biz0810162016005-n1.htm
・ビジネスアイ
 http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200810170094a.nwc
・時事通信
 http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2008101600563

1000N級鋼という,建築鉄骨用としては世界最高強度の鋼が開発され,建築基準法の認定も得られて,実用化できる段階に入りました.報道していただいた通り,「最強」の鉄骨材料です.

一般的な建物では,地震動による変形が大きくなって許容変形(弾性限変形)を超えると,建物の主要架構にはダメージが残り,より大きな変形に対しては倒壊してしまいます.今回開発されたような超高強度鋼を用いると,許容変形を従来の2〜3倍程度に大きくすることができます.制振装置を併用すると,その効果をより効率的に機能させることができるので,より耐震性の優れた建物が実現できることになります.

歴史的に見ても,新しい材料の開発によって,超高層建築は次のステップへ進んできました.実物件への適用はまだ予定されていませんが,非常に楽しみです.

大学(とりわけ理系)の醍醐味は,このように最先端の研究に従事することだと思っています.大学に入学してしばらくは,座学中心の授業が続き,退屈に思えることもありますが,このような研究に携わるための基礎体力をきっちりつけるためのトレーニングの時期です.もちろん,大学での研究活動で得た経験・知識は,就職後も大いに役立ってくれます.学部生の間は,ついつい「単位を揃える」という目先の目標に執着しがちですが,視野を広げて,日々の授業に励んで下さい.

向出@鉄骨系構造学領域

| - | 08:30 PM | comments (x) | trackback (x) |

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